院長挨拶
当院は、前身の診療所を含め、1979年1月の開業以来、神戸市須磨区で地域の皆様に安心・安全をモットーに医療を提供してまいりました。
急速に変化する医療環境の中で、一層地域医療に貢献するため、2013年9月に新築し、病床数35床の明芳外科リハビリテーション病院として生まれ変わりました。この際、診療科も「外科・形成外科・リハビリテーション科」に加え、「人工透析内科」を開設し、慢性腎不全の透析治療を充実させるとともに、急性期医療を終えて在宅復帰が困難な患者様に対して、長期療養が必要な方を受け入れ、「快適な入院生活」を送っていただくための入院療養環境も整備いたしました。
特に当院が力を入れているのは、兵庫県内でもあまり例のない透析治療とリハビリテーションの両立です。透析患者様のADL(身体能力)の低下による寝たきり防止に努め、透析治療を行いながらリハビリ訓練でQOL(生活の質)の維持・改善を図り、退院後もより長くご自宅での生活を続けられるよう努めております。
また、医師の人員を増やし、2024年から「整形外科外来・内科外来(心臓・腎臓)」を開設し、透析導入に至る前の慢性腎不全の患者様に対して内科的・整形外科的フォローアップができるようになりました。特に整形外科は、現在の超高齢社会において欠かせない診療科であり、当院の主要な治療の柱である透析治療とリハビリテーションとの親和性が高く、地域の皆様のお役に立てるものと考えております。
一方で、若い方々のニーズに応えるべく、自由診療の部門も立ち上げました。当院は、地域の皆様にとって「気軽に相談できる」病院を目指し、末永く地域に愛される病院であり続けられるよう、スタッフ一丸となって頑張ってまいります。